開業戦国時代!生き抜くためには!?
診療報酬改定は年々厳しさをみせ、開業のハードルは年々あがってきています。 まさに開業戦国時代といえるでしょう。社会保障費の限界は明らかで、今後は厳しさをますことはあっても、楽観的な展望は描けません。今後は前時代的なクリニックの閉院が相次ぎ、経営力が試される時代になっていきます。そのような中で、一般企業も露骨に参入しはじめており、ひとりの武将では太刀打ちができなくなる未来がくるかもしれません。
当法人も将来を見据え、良い医療を提供するクリニックで緩やかに連携することで、共存共栄を図っていきたいと考えています。
それでも恵まれているクリニック開業
開業する競合が増えている時代で新規開業しにくくなっているとはいえ、私たち医業は経済面から言えば非常に恵まれています。 保険診療は単価が決まっているかつ患者負担の少ない格安のサブスクリプション型モデルですから、患者さんは定期受診してくださいます。
経営面から考えても、クリニックは固定費型のビジネスモデル(売上に連動して掛かる変動費の割合が総費用に対して少ないモデル)であり、ある一定の損益分岐点を過ぎれば後は利益が積み上がるタイプです。精神科はその中でも、特に固定費がかからない診療科で、内科でも訪問診療などの領域によっては該当します。1人1人を丁寧に診察しかかりつけ医として信頼を得れば、非常に安定した経営が可能です。
また医師はアルバイトをすればすぐに収入を得られるため、一般的な企業や非医療系の独立開業と比べてファイナンスで苦しむリスクは軽減され、圧倒的に恵まれているといえます。
リスクを正しく認識し、戦略的な開業を
大切なのは、開業にひそむリスクを正しく認識することです。 そして自身のアセットも正しく認識し、戦略的に望むことです。
医業による開業は他業種と比べても圧倒的優位性がありながらも、経営的に苦しくなるクリニックが多いのは、これらの戦略に欠けているもしくは情報の格差(=いわゆる情報弱者)による所が大きいです。立地選び、コンサル、集客患、採用、人事労務、広報など、勤務医時代には学ばなかった事を幅広く学んでいく必要があります。
こころみ開業塾では、個別の戦略相談はもちろんのこと、開業を追体験することで、実学を学んでいくことができます。良い医療を提供するクリニック同士で緩く繋がり連携していく事を目的としている当法人だからこそ提供できる価値といえます。
もちろん理念経営はすばらしいですが、実情としてはスタッフに求めるのは酷で、生活が最優先なのは当然です。ですがスタッフも、「良いことをしたい」「人のためになりたい」という気持ちは持っています。実学としての開業を共に学び、価値観を共有できる先生とはグループとして、スケールメリットとリスク軽減を図っていきたいと考え、こころみ開業塾を運営しております。(オンラインも活用しますので、全国から受け入れています)
こころみの精神科ミニマム開業サポート
こころみクリニックでは、精神科ミニマム開業のサポートを行っています。 労務リスクと集患をサポートし、当法人を利用いただくことで医療水準を下げずに診療が可能となります。 当法人の基幹クリニックを中心に、ドミナントに展開しています。離れた拠点での開業希望の場合は、まずは当法人で基幹クリニックを立ち上げて管理医師に就任いただきます。患者さんが一定数たまったタイミングで、スモール開業を進めていきます。当法人では訪問診療部門もあるため、訪問診療での開業や外来とのハイブリットにも対応可能です。緩やかな連帯を強めていくことで、スケールメリットを全体に還元していきたいと考えています。
こころみの内科・小児科の開業サポート
こころみでは心療内科以外に、内科・小児科・耳鼻科・婦人科の開業経験があります。 また分院の展開のなかで、コンサルタントに頼らずに行政手続きまで内製化して対応しております。 そのノウハウをもって、開業支援を行っています。 一般的な開業支援はもちろんのこと、当法人内でご活躍いただくことで、インセンティブ制でのご活躍も可能です。 小児科と組み合わせることで、「バーバパパのクリニック」としてブランド展開していきます。大学や総合病院にご勤務されている先生は、 勤務を継続いただきながら、当法人と共に報酬を決めて企画を立て、協業することも可能です。
募集要項
・当法人にご勤務いただいている先生(希望に応じて個別対応します)
・新規開業を考えている先生で当法人での開業に後今日のある先生は以下よりご連絡ください。