血液内科
202X年入社
患者にも医師にも“安心”を届ける、地域医療の新しい形
血液内科
202X年入社
患者にも医師にも“安心”を届ける、地域医療の新しい形
Question 01.
私は血液内科を専門にしています。白血病や悪性リンパ腫といった血液腫瘍をはじめ、免疫不全に伴う感染症、(がん専門病院で修練を積んだ経験から)他の癌腫も含め抗がん剤治療全般に携わってきました。血液内科は治療が必要な患者さんをしっかり診ていく一方で、高血圧病のような生活習慣病に比して患者数が少なく、継続診療や地域での受け皿となるクリニックの存続が難しい分野です。だからこそ大学病院に負担が集中し、医師も患者さんもストレスを抱える構造になっていると感じていました。
Question 02.
そんな中で、近しい先生がこころみで働いていて、ご縁あって外来を経験させてもらったのがきっかけです。実際に診療をしてみると「もっと気軽に受診できて、安心して通える場所」がつくれると感じました。特にアクセスの良い上野は、近隣はもとより、遠方からも血液内科の受診を希望して来られる患者さんも多いです。大学病院の外来では軽症でも重症でも同じように待たされてしまいますが、ここでは患者さんに合った診療を待ち時間も無く落ち着いて行えるのが魅力でした。
Question 03.
血液内科はまだまだ大学病院中心の診療体制ですが、こころみにはクリニックの環境で担えることを拡張していける可能性があります。健診異常のフォローアップや、抗がん剤治療終了後の経過観察、比較的軽症なケースの外来診療などをクリニックで担えれば、大学病院の負担を減らしつつ、患者さんにとっても安心できる環境になるはずです。いずれは輸血療法もクリニックで実践していきたいです。
一方で、今は集患やマーケティングに課題もあります。血液内科は患者さん自身が「どこに行けばいいのか分からない」ということが多い分野なので、適切に情報を届けていくことも大切だと感じています。
Question 04.
当面は勤務医として、外来での診療経験を通して試行錯誤しながら、患者さんが安心でき、医療者がやりがいを感じられる “医療インフラ” の構築を目指したいです 。その一つの形として、訪問診療などにも広げていければと思っています。
将来的には分院の開設や独立といった道もあるかもしれません。ただ、そうしたキャリアを柔軟に視野に入れられるのはこころみだからこそ。自分の専門を活かしつつ、将来を多角的に考えられる環境だと思います。
Question 05.
こころみは「やりたい医療」をベースに働き方を考えられる場所です。血液内科に限らず、勤務医として落ち着いて働きながら、将来のキャリアを広く考えたい先生にとってはフィットすると思います。